デジタル化が加速する建設業界において、BIMを活用した積算は、もはや必須のスキルとなりつつあります。こうした背景を踏まえ、日本建築積算協会情報委員会(建築BIM推進会議部会4)では、「BIM概算ガイドブックI」を作成いたしました。本ガイドブックは、設計段階における概算積算に焦点を当て、BIMデータとコスト情報の融合によって生まれる新たな可能性を提示しています。具体的には、BIMを活用した積算の基礎知識、従来の概算積算手法との違い、BIMソフトを用いたコストマネジメント事例などを紹介し、効率化、透明性向上、協働促進に繋がるBIM積算の考え方を提案しています。本ガイドブックが、BIM積算を導入する際の疑問を解消し、実務に役立つ一冊となることを願っています。是非ご一読いただき、ご意見ご感想をお寄せください。